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いーかわらばん vol.426

  • いーかわらばん
  • 株式会社アウトオフィス
  • 2011/01/31
  • vol.426

▼INDEX▼

■ 1. 時の話題

卯の年 振り返り

■ 1. 時の話題

<卯の年 振り返り>

2011年もあっという間に1か月が過ぎました。昨年後半から、忙しさにかこつけて
いーかわらばんの執筆をさぼりにさぼっており、
 「もうなくなったの?」
 「こっちに送ってくれなくなったの?」
といったお叱りをいただいておりましたので、今後は、できるだけ1週間に1回の
ペースを守っていきたいと思っております。

さて、今回は、多くの方に好評をいただいております年初恒例の
「戦後の卯の年 振り返り」です。

まずは12年前の1999年(平成11年)からスタートしましょう。

日本は小渕政権、アメリカはクリントン大統領の時代でした。この年の世界的
トピックスは、何といっても、ユーロ導入です。ちょうどあれから干支が一回りした
かと思うと、その後の世界経済の変化の大きさには、感慨深いものがあります。

また、マカオの返還もこの年で、その後「東洋のラスベガス化」を一気に推し
進めることになりました。

巷では25万円のアイボが20分で完売し、『だんご3兄弟』のメロディーが流れ、
『五体不満足』がベストセラーとなり、また、松坂投手発「リベンジ」が流行語と
なりました。

その12年前は、1987年(昭和62年)です。

中曽根総理から指名を受けた竹下新内閣のもとで、国鉄の民営化、NTT株式
上場などが実施されました。

世の中はまさにバブル絶頂期、「地上げ屋」という言葉が毎日のようにマスコミ
を賑わせていました。

初めて「携帯電話」という言葉が現れたのもこの年だといわれています。また、
スーパードライが一世を風靡し、「ボディコン」「朝シャン」といった流行語が
生まれています。

ベストセラーとしては、俵万智『サラダ記念日』、村上春樹『ノルウェーの森』、
ビジネス書では、大前研一氏の「『新・国富論』などがあります。

その前のウサギ年は、1975年(昭和50年)でした。

もっとも大きな世界的ニュースとして、ベトナム戦争終結をあげることができる
でしょう。沖縄では、海洋博が催されました。

「アンタ、あの娘の何なのさ」が巷を流れ、横溝正史の『犬神家の一族』『八墓村』
などがベストセラーになっています。長寿番組、「パネルクイズアタック25」「まんが
日本昔ばなし」などがスタートしたのもこの年です。

48年前は、1963年(昭和38年)です。

翌年に東京オリンピックを控え、名神高速道路などの建設が進みつつある高度
成長のど真ん中ですが、暗い事件が続きました。国内では、三池炭鉱爆発事故や
吉展ちゃん誘拐事件、アメリカでは、ケネディ大統領暗殺事件です。

一方で、高度成長をバックに、新商品が続々と生まれています。この年にサインペン、
タッパーウェア、エースコックのワンタンメン等が登場し、そういった新商品を広める
テレビコマーシャル、「ブタブタコブタ、おなかがすいた」「なんである、アイデアル」
「インド人もびっくり」などがヒットしました。

一方で、マンガの創刊も相次ぎました。少女フレンド、マーガレット、少年キング
などはこの年の発刊で、鉄腕アトムもスタートしています。
一方で、歌謡曲では、舟木一夫『高校三年生』、坂本九『みあげてごらん夜の星を』、
三波春夫『東京五輪音頭』などがヒットしています。

さて、60年前は1951年(昭和25年)です。

朝鮮動乱が冷めやらぬ中で、マッカーサーが帰国し、サンフランシスコ講和条約が
締結されました。戦後日本がやっと「独立」し、自主再建の道を歩み始めた年と
言ってもいいでしょう。

今生死の際をさまよっている日本航空が設立されたのがこの年です。また明治ミルク
チョコレート、森永ミルクキャラメル、ロッテフーセンガムなどが発売されました。
「社用族」ということばが生まれ、第1回NHK紅白歌合戦が放送されました。

こうして、60年間、戦後5回の「卯の年」を振り返ってみますと、おおむね、おだやかな
1年であることが伺えます。同時に、一つの時代が終結し、次の新しい時代に移る
節目、台風の目の中に入ったような静けさがあります。

2011年は、どうなのでしょうか。今の世界情勢、日本の経済状況を見る限り、節目も
大きく、そうそう静かな年になりそうにもありませんが、自分たちの信念に基づき、
足を地面につけて着実に前進する1年にしたいものです。

■ 2. おしらせ

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  • 4. おしらせ

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