いーかわらばん vol.304
- いーかわらばん
- 株式会社アウトオフィス
- 2008/01/10
- vol.304
▼INDEX▼
■ 1. 時の話題
<「子のとし」振り返り>
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
毎年、正月恒例とさせていただいております、「子のとし」の振り返りです。
例年は文章で記していましたが、今回はその年に起きたさまざまな現象を
箇条書きにしてみたいと思います。
1996年、平成8年(12年前)
・ O-157が各地を吹き荒れる
・ アトランタオリンピック
・ 橋本内閣、民主党結党大会、日本社会党が社会民主党に改名
・ 三菱銀行と東京銀行が合併
・ 「ポケモン」「たまごっち」「メークドラマ」「援助交際」「アムラー」
1984年、昭和59年(24年前)
・ グリコ・森永事件
・ ロサンゼルスオリンピック
・ 中曽根内閣
・ 第二電電誕生、新札発行(聖徳太子から福沢諭吉へ)
・ 「禁煙パイポ・・・私はこれで会社をやめました」「くれない族」
1972年、昭和47年(36年前)
・ 沖縄返還、日中国交正常化、ランラン・カンカン上野動物園に
・ 浅間山荘事件
・ グアムで元日本兵、横井庄一さん発見
・ 札幌冬季オリンピック、ミュンヘンオリンピック
・ 千日前デパート火災
・ 田中角栄政権誕生、日本列島改造論
・ 「お客様は神様です」「ドカベン」「坂の上の雲」「ベルサイユのばら」
1960年、昭和35年(48年前)
・ 安保闘争
・ 三井三池炭鉱争議
・ 浅沼社会党委員長刺殺
・ 池田内閣誕生、所得倍増計画
・ 浩宮さまご生誕
・ トランジスタラジオ登場
1948年、昭和23年(60年前)
・ 帝銀事件
・ 東京裁判結審、東条英機など7人死刑
・ 片山社会党内閣、芦田連立内閣から第二次吉田内閣
・ 大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国が分割
・ 「ボールペン」「セロテープ」が大ヒット
これが「子のとし」60年間の振り返りです。「ああ、そうそう、あれは○年前か」
というような思いとなつかしさを感じられるのではないでしょうか。また、ご自身
の年齢によって、あるところまでは「経験」、それより前は「歴史」といった区分
があるのもおもしろいところです。
「子のとし」は干支の最初でもあり、振り返ってみると大きな事件、政局の転換
などが目につきます。さて、平成20年、2008年はどんな年になるのか、政局は
確かに大きな転換期にきているかもしれません。穏やかで、確実に進展する
「子のとし」にしたいものです。
■ 2. 山崎発、経営を考える
<修羅場の効用(その8)・・・10のうち8、聞いているか?>
前回は、修羅場は、行き着くところ、
人間がお互いに認識する、広い意味での「役割」と「変化」に、
短期間に、
大きな「ずれ」
を生じたときに、勃発することを、納期トラブル、男女間トラブルなどをもとに
考えました。
そのうえで、このずれが生ずることを防ぎ、あるいは好転させる唯一のものが
「コミュニケーション」
であることでお話を締めくくりました。
この「コミュニケーション」は、さまざまな形で研修や組織、システムに織り入れ
られています。また、心理学をはじめ、多くの学問においても研究が進められて
いますが、ここでは、経営者的人材の育成に限って考えてみたいと思います。
結論から申し上げると、私が「ある人」について、経営者的人材になりうるかどうか、
あるいはよりレベルの高い経営者になれるかどうかを、判断するポイントの重要な
一つは、
10のうち8、聞いているか
残りの2で何を言うか
です。
たとえば、ある会議に参加したとします。その「ある人」がその会議のメンバーの中で
立場的に一番上に位置したときに、
「1時間の会議で、何分本人がしゃべっているか」
です。
1時間の会議の中で、たとえば30分も40分もしゃべっているとしたら、これは私から
すると明らかに「不合格」です。
会議の種類、目的にもよりますから一概には言えませんが、会議やミーティングの場
で、自分の考えていることを伝えようとしている人のなんと多いことか・・・、悲しくなる
くらいです。
自分の考えていることを伝える場が必要ならば、別途、「講演」の場をとればいい!
では、なぜ、自分の考えていることを伝えようとすることが悲しいことになるのでしょうか。
なぜ、10のうち8、聞いていることが必要なのでしょうか。
このあたりを次回以降、じっくりと考えてみたいと思うのですが、一つだけ考えるヒント
を申し上げますと・・・、
前回の修羅場、男女間のトラブルを想定していただいた場合、自分の考えていること
を伝えようとして、その修羅場が好転するでしょうか。むしろ、修羅場は、自分の考えて
いることを主張するところから起きてきたのではないでしょうか。
■ 3. 今月の事務
●源泉徴収票等法定調書の作成と提出
給与所得の源泉徴収票(給与支払報告書)は、1通を本人に交付。
役員または役員だった人で、2007年中の給与が150万円を超える人や、
一般社員については、同じく500万円を超えると、1通を税務署へ提出。
市町村へは、2008年1月1日現在の住所地の市町村へ2通提出します。
法定調書合計表や給与所得等支給状況内訳書も、併せて提出します。
いずれも、1月31日が提出期限です。
●償却資産申告書の提出
固定資産のうち償却資産については、所有者からの申告書に基づいて
課税されます。1月31日が提出期限です。提出先は、市町村です。
●年始の事務処理
年始に届いた年賀状は、住所・役職・メールアドレス等に変更がないかを
チェックしましょう。又、年賀状を出していないところには、速やかに返礼の
年賀状を出しましょう。松の内を過ぎそうな場合は、「寒中見舞い」とする
のがよいでしょう。
●年始回りなどへの対応
年始回りでは、出向く場合と受ける場合がありますが、特に日頃接する
機会の少ない取引先には、どちらも礼を失することのない様に心を配り
たいものです。
■ 4. おしらせ
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次回のテーマは以下の通りです。
- 1. 時の話題
- 2. 山崎発、経営を考える
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