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いーかわらばん vol.239

  • いーかわらばん
  • 株式会社アウトオフィス
  • 2006/08/31
  • vol.239

▼INDEX▼

■ 1. 時の話題

成年後見制度

■ 2. 崎発、経営を考える

カラダ・バランス飲料「DAKARA」と小便小僧・・・その3

■ 1. 時の話題

<成年後見制度>

2003年、介護保険のスタートと同時に始まった「成年後見制度」は、
2005年度の申し立てが2万1千件を超え、少しずつですが、確実に
増えてきています。

とはいうものの、認知症の高齢者が現在170万人、2030年にはな
んと350万人にも及ぶだろう、といわれている状況の中では、まだまだ
わずかの利用に過ぎません。

では、成年後見制度の活用は、どのような意味があるのでしょうか。

成年後見制度は大きく二つに分かれます。

一つは、「法定後見制度」で、既に判断力が低下している人が利用
します。

これは、さらに中身が、補助、保佐、後見の三つの類型に分けられて
おり、契約行為の代行や取り消し、預金の管理、財産に関する法律
行為の代理権など、類型によってサポート内容が異なります。

もう一つは、現状は問題がないけれども、将来不安である、という人が
利用する「任意後見制度」です。

任意後見制度では、たとえば、
・万が一のときは老人ホームに入れて欲しい
・もしものときは預金の管理をお願いしたい
といったように、して欲しい内容をきちんと公正証書にして法務局に
登記しておきます。

将来そういった事態にならなければ効力は生じません。必要になった場
合のみ、任意後見人になる予定の人が家庭裁判所に申し立て、任意
後見人を監督する「監督人」を選定してもらい、後見制度がスタート
するという仕組みです。

老人大国日本の安定と安全のために、必要な制度の一つです。ぜひ、
研究をなさってください。
(「成年後見制度」で検索をすれば多くのサイトが閲覧できます。
 たとえば、http://www.moj.go.jp/TOPICS/topics26.htmlなど)

■ 2. 崎発、経営を考える

<カラダ・バランス飲料「DAKARA」と小便小僧・・・その3>

前回は、「顧客の限界」と視点から、単なるヒアリングと日記調査の違い
について、整理してみました。

その後、DAKARAは、営業から非難を浴びながらも、発売を延期し、
「スポーツ時、スポーツ後」に代わる新しいコンセプトを生み出すことに
挑戦しました。

開発スタートから2年を経過し、3年目にはいった開発陣は、もう一度
原点に返るべく、ポカリとアクエリアスの二大ブランドを研究し直します。

これらの液体は「透明」ではなく、少し「白濁」している・・・。ここから感じ
るものは、ミルクやスープのように、「自分を癒してくれる、あるいは守って
くれる、マザー(母性)飲料」ではないだろうか?

また、ポカリからは、その「母」以外に、「海」「薬」というイメージも浮かび
上がってくる・・・、さらに「薬」をキーワードとすると、そこからさらに「看護
婦」「保健室」「救急箱」といったイメージも連想される・・・。

ということで、ある人は、来る日も来る日も病院に通い、看護婦を観察
し、彼らから得られるイメージを具現化しようと試みました。

また、ある人はコンビニの店員になり、現代人の食生活について徹底
的に観察を繰り返しました。

そして、不足分を摂取するにとどまらず、不摂生や不規則な生活から
生まれる余分なものの排出にまで重点を置いた、頼りになるカラダバ
ランス飲料・・・というコンセプトにたどり着いたのです。

ポカリやアクエリアスにない、「排出」という新しい概念・・・それをより具現
化し、訴求するためにCMで用いられたのが、小便小僧だったわけです。

■ 3. おしらせ

財務ホット情報につきましては、担当者小西の都合により、
今回は見送らせて頂きます。申し訳ございません。


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次回のテーマは以下の通りです。

  • 1. 時の話題
  • 2. 山崎発、経営を考える
  • 3. 今月の事務
  • 4. おしらせ

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