いーかわらばん vol.236
- いーかわらばん
- 株式会社アウトオフィス
- 2006/08/03
- vol.236
▼INDEX▼
■ 1. 時の話題
<3人に1人がイスラム教徒?>
7月25日の日本経済新聞に宗教別人口比率の予測が掲載されて
いました。
2005年では、宗教別割合は、
キリスト教 33.1%
イスラム教 20.3%
ヒンズー教 13.3%
仏教 5.9%
です。
ところが、イスラム教徒のカップルは、3人~5人程度の子供をつくるの
が通例ということで、ある試算では、イスラム教徒の人口は、現在の14
億人から、2050年には26億人へと、倍近くに増えるのだそうです。
その結果、世界人口に占めるイスラム教徒の比率は、今後20年間で
3割を超え、世界の3人に1人はアラーの神を崇拝することになります。
これは世界全体で見た話ですので、国によってはもっと顕著にこの傾向
が表れます。
たとえば、ロシアは2050年には人口が1億人余りに減る見通しですが、
減るのはイスラム教徒ではない人達で、結果としてここ数十年で、イス
ラムが多数派になる可能性が高いのです。
また、インドといえばヒンズー教と思っていますが、先月ムンバイで起きた
爆破テロ事件は、イスラム教徒の人口比率が高まっていることと無関係
ではない、といわれています。
キリストも、お釈迦さんも、あるいは日本の天照大神も、こういった人口
の問題については、大昔どのように考えていたのでしょうか?
■ 2. 山崎発、経営を考える
<顧客と直接会って話を聴く>
前回は、「顧客との対話」について、その方法をランダムにリストアップして
みました。
今回からそれらの一つ一つについて、事例を挙げながら考えてみます。
一つ目の方法は、
顧客に直接会って、顧客の要望を聴取(ヒアリング)する
でした。
これは新規開発云々ととりたてて言うほどのことではなく、本来は、
日々の営業活動の中で、当然に行われているはずのことです。
ところが、そういった営業活動から本来得られなければならない成果
が、必ずしもうまくいっていないことが多いのです。
それはなぜでしょうか? とくに新しい価値を生み出すべき開発の観
点からその理由を考えてみましょう。
重要な理由は三つです。簡単にポイントを説明しましょう。
一つは、仮説を持って聴いていない、ということです。
ただ、相手の言うことを聞くのと、自分自身で、「多分こういう理由で
こうではないかな」と考えてから聴くのとでは、聞いた後の自分自身
の検証の深さに大きな差が生まれます。
二つ目は、仮説を持つ際に、どれだけ相手の立場に立っているか、
という点です。
仮説が「ひとりよがり」あるいは「先入観」になってしまわないために
大事な点です。
三つ目に、顧客の限界(領域)を考えていない、という点です。
裏返して言えば、だれしも、自分の知らないことについては、答えよう
がない。したがって、顧客の言いなりになるのではなく、なぜ、この顧
客がそういう感想を持っているか、その背景を考えておかなければな
らない、ということです。
これらの三つの点を、開発事例をもとに、次回はさらに深く考えてみま
しょう。
■ 3. 今月の事務
●労働保険料(第2期分)の納付
労働保険の概算保険料納付は5月20日までに納付するのが原則
ですが、延納が認めらてれいる場合の第2期分の納付期限は、
8月31日です。期日までに納付しましょう。
●夏季休暇に伴う業務の連絡等
夏季休暇を実施する企業では、対外的な連絡以外にも社員の緊急
連絡網などを整備しておくことも必要です。
又、最近では一斉休暇を実施しない企業も増えています。
このような場合には、社内連絡等に支障が生じないように気をつけ
ましょう。
●中元の礼状・暑中見舞状の返事等
中元・書中見舞状等を頂きながら、返信をしていない相手先がある
場合は、速やかに礼状や返事を送りましょう。
暑中見舞状は立秋までに相手先に届くように送ります。
立秋を過ぎてから送る場合は、「残暑見舞」とします。
■ 4. おしらせ
山崎修一オープンセミナーのお知らせ
日時:8月8日(火) 10:00~16:45
テーマ:『事業承継のための自社株対策』
お問い合せ:SMBCコンサルティング 06-6222-9586
日時:8月22日(火) 13:00~17:00
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お問い合わせ:神戸商工会議所 078-303-5808
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テーマ:『上手な自社株対策・節税対策』
お問い合わせ:神戸商工会議所 078-303-5808
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次回のテーマは以下の通りです。
- 1. 時の話題
- 2. 山崎発、経営を考える
- 3. 今月の本棚
- 4. おしらせ
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