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いーかわらばん vol.188

  • いーかわらばん
  • 株式会社アウトオフィス
  • 2005/08/03
  • vol.188

▼INDEX▼

■ 1. 時の話題

ロボットがマウンドに立った!

■ 2. 山崎発、経営を考える

「顧客資本」を増加させるための前提

■ 1. 時の話題

<ロボットがマウンドに立った!>


QRIO(キュリオ)は、知る人ぞ知る、身長60CM足らずの、
ソニーのロボットです。

オフィシャルサイトによれば、
 自分の意志で、情報を集めながら動きます。
 二足歩行はもちろん 凹凸を乗り越えたり、
 ダンスを披露したり、声や顔で人を見分けて、
 会話もできます。
 人の本当の友達になりたいのです。
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/QRIO/

その、QRIOが、なんと2005年7月6日、ワシントン・ナショ
ナルズ対ニューヨーク・メッツ戦の始球式で、RFKスタジアム
のマウンドに立ちました。

ボールは、といえば、山なりながらもちゃんとキャッチャーの
ミットに収まり、観客からは盛大な拍手がわき起こったとか・・・

さまざまな動作、たとえば、転んでも自分の力で起きること
はもちろん、より高度な人工知能も織り込まれつつある状況
です。

多分、次の機会には、サインに基づいて、盗塁をし、滑り込み
をしてくれるのではないか、という途方もない期待も高まってい
る(?)ようです。

■ 2. 山崎発、経営を考える

<「顧客資本」を増加させるための前提>

前回は「顧客生涯価値」を数値化できたとすれば、それは、
「顧客資本」=「カスタマー・エクイティ」につながっていくという
説明をしました。

今回は、そういった顧客資本を増大させていく戦略についての
お話をスタートさせていきたいと思います。

まずスタートに当たって、こういった「顧客資本」を認識する前
提について、復習を兼ねて、整理しておきたいと思います。

第一に、顧客ターゲットが明確であることです。

この重要性については、今まで何回も説明をしていますので、
省略します。

第二に、顧客の差別化が必要である、ということです。

商品を軸にして考えた時は、商品の差別化がポイントになるこ
とは言うまでもありません。しかし、顧客を軸に考えたときには、
ターゲットになった顧客の中においても、さらにその距離によっ
て、異なる戦略が必要となるのです。これが顧客差別化です。

第三に、顧客とのコミュニケーションが重要であることです。

これも何回もお話をした中身です。

そして第四に、カスタマイゼーションです。

これも「箒状の生産体制」と銘打って、お話をしました。

これらを前提にして、「顧客資本」を増大させていく戦略を考える
際の、大きなフレームワークとしては、
① 商品価値
② ブランド価値
③ 顧客との関係性
という三つの側面を考える必要があると思います。

次回以降、このフレームワークにしたがって、さまざまな戦略を
整理していきましょう。

■ 3. 今月の事務

暑い日が続いています。来週になれば、夏期休暇の会社も
  多いと思います。
  8月は事務の方でも大きな変更事項はありません。1年の
  中休みとして、存分にリフレッシュして頂きたいと思います。
  ただ、夏の事ですから、水の事故、熱中症にはくれぐれも、
  お気をつけ下さい。


  ●労働保険料(第2期分)の納付
  
   延納が認められている場合の労働保険料(第2期分)を
   8月31日までに納付します。

  ●暑中見舞状の送付
    
   暑中見舞いを出される会社は、ほとんど準備はお済みだと
   思いますが、暑中見舞状は立秋(8月7日)までに相手先に
   届くように出します。出し忘れがあった場合に立秋を過ぎて
   から出す場合は「残暑見舞」とします。

  ●夏季休暇のスケジュールの確認
 
   夏季休暇を実施するところでは、納品・出荷、支払い・集金な
   どのスケジュールについて、取引先と確認しておきます。
   また、休暇中の社員の緊急連絡網などを整備しておくことも
   必要です。

■ 4. おしらせ

山崎修一オープンセミナーのお知らせ
  
 
  日時:8月9日(火)10:00~16:45
  『これで万全!事業承継対策 オーナー社長の打つべき手』
  詳細:http://www.smbc-sem.com/kansai/month/200508/sem0508_02.html
  
  日時:8月23日(火) 13:30~16:30
  『経営者・幹部のための経営実務講座』  
  詳細:http://www.kobe-cci.or.jp/


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次回のテーマは以下の通りです。

  • 1. 時の話題
  • 2. 山崎発、経営を考える
  • 3. 今月の本棚
  • 4. おしらせ

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