いーかわらばん vol.142
- いーかわらばん
- 株式会社アウトオフィス
- 2004/08/25
- vol.142
▼INDEX▼
■ 1. 時の話題
ウィルスメール送付のお詫び!
■ 2. 山崎発、経営を考える
「誘因」もいろいろ
■ 3. 今月の本棚
『あのネーミングはすごかった!』 安田輝男著 中経出版
■ 4. おしらせ
山崎修一オープンセミナーのお知らせ
■ 1. 時の話題
<ウィルスメール送付のお詫び!>
このたびはウィルスメールを送信してしまい、まことに申し訳ありま
せんでした。
感染したのは、「photos」と書かれた「マイドゥーム・S」で、アドレス
帳に記載されている送り先に、自動的に複数のメールを送りつけ
てしまうといったものです。ただし、ファイルを壊す、といった悪質
なものではありませんでした。
ウィルス対策ソフトは当然導入していましたが、当日発生したもの
でまだソフト側で対策が施されておらず、通常開けない添付ファイ
ルを、「知り合いの方から何の写真かな?」と開けてしまったのが
原因です。
社内でも、これを機会に、再度ウィルス対策を整理しましたので、
お詫びかたがた、箇条書きにしておきます。もちろん決してこれで
100%大丈夫ということはないのですが・・・。
① プレビューウィンドウは開かない設定にしておく。
② ウィルス対策ソフトは必ずON、定期アップデート。
③ 英語の件名のついたメールと添付ファイルがきたら、まずは
ウィルスと疑い、本文を読まずにすぐ削除。
④ 添付ファイルはすぐに開けないで、マイドキュメントに保存して
チェックがかかるようにする。
⑤ ダウンロードファイルも必ずいったんマイドキュメントに保存。
⑥ 信頼性の高いサイト以外からダウンロードはしない。
等々
また、このために、前回8/18の「いーかわらばん」はお休みさせて
いただきましたことも、併せてお詫び申し上げます。
(なお、8/11日分は当初からお盆休みの予定でしたのでご了解く
ださい。)
■ 2. 山崎発、経営を考える
<「誘因」もいろいろ>
前回は「動因」について、お話をしました。今回は、気づきの環境
の二番目の要素である「誘因」について、考えてみましょう。
誘因とは、サルの例では、バナナでした。馬のハナならニンジンと
いうことになるのでしょうか。
通常の企業であれば、これはまさしく給料であったり、それなりの
役職であったりするわけです。昔からある、「昇給、昇進」という言
葉は、この「誘因」の代表的なものを指しているのです。
しかし、生理的欲求、安全性欲求が満たされ、マズローの欲求五
段階説を、親和、自我、自己実現へと徐々に登って行くにつれ、
「実利的誘因」から「精神的誘因」へと、変化していくことに着目す
る必要があると思います。
すなわち、「動因」のレベルがより高尚になるにしたがい、「誘因」
のレベルも、実利的なものから、精神的なものへと昇華していく
という傾向です。
ここで、「実利的誘因」とは、先ほどの給料や役職のような比較的
「見に見えるリターン」であり、「精神的誘因」とは「目に見えないリ
ターン」です。
では、「目に見えないリターン」とは何でしょうか?
それは、たとえば、「仕事」であり、「能力」であり、あるいは「人格」
であり、「期待される使命」です。
ある仕事を一所懸命にやり、高い評価が得られることにより、自分
のやってみたいとあこがれていた仕事、あるいはよりレベルの高い
能力が要求される仕事に就くことができるようになる、これは重要
な一つのリターン(広義の報酬)です。
またその高い評価の積み重ねにより、より高い人格に到達し、より
高い人格を持った人と交流を深め、より高い使命を周りから期待さ
れるようになる、これもまた大きな「目に見えないリターン」ととらえる
ことができるでしょう。
このように、豊かな社会であればあるほど、「動因もいろいろ、誘因
もいろいろ」という、どこかの首相の言葉のような状態が生まれてく
るのです。企業はそういった目に見えない誘因を、少しでも多く実感
させる環境を創らなくてはならない時代になりました。
では、この動因、誘因に対して、どのような「中心転換」をもたらす仕
組みが「気づき」を生み出すのか、次回はこの点について考えて
みましょう。
■ 3. 今月の本棚
<『あのネーミングはすごかった!』 安田輝男著 中経出版>
「心をつかみ市場を拓いた、あの名前、この名前。
名実ともにドラマチック!-日本のネーミング史。」
という帯がついており、著者は、元博報堂の制作ディレクターです。
大きく、
第1章 商品のネーミング ミルキー、写ルンです・・・
第2章 カテゴリーのネーミング 二十世紀梨、ジーパン・・・
第3章 会社などのネーミング アート引越センター、アシックス・・・
第4章 キャラクターのネーミング ペコちゃん、ゲゲゲの鬼太郎・・・
第5章 広告のネーミング お口の恋人、ナンデアル・アイデアル・・・
に分類し、最後の第6章は、ネーミングづくりの方程式でまとめら
れています。
ネーミングは、ブランドの重要な一要素であると同時に、今まで、
「山崎発、経営を考える」で何度となくご指摘しました情緒価値の
スタートでもあります。
ぜひ、なつかしくご一読いただいた上で、今まで名前がないまま、
漠然と受注していた商品やサービスを、何かの切り口でまとめて
いただき、ネーミングにチャレンジしてください。
それが新しいブランド創造の出発点になるかもしれません。
■ 4. おしらせ
<山崎修一オープンセミナーのお知らせ>
日時:10月28日(木)13:30~16:30
場所:神戸商工会議所3階会議室
テーマ:『事業承継のための自社株対策・節税対策』
お問い合せ:神戸商工会議所
詳しくは http://www.kobe-cci.or.jp/
アウトオフィス及び財務のお客様へのお知らせです。
6月から、簡易監査を実施しています。
受取手形、売掛金の監査が終了したところから、買換金、支払手形等の監査に
入らせて頂きます。
ご協力お願い致します。
担当:財務指導部 山本雅文
いーかわらばんのバックナンバーをホームページに掲載しております。
途中購読の方で興味のある方は弊社ホームページをご覧下さい。
http://www.nksy.co.jp
次回のテーマは以下の通りです。
- 1. 時の話題
- 2. 山崎発、経営を考える
- 3. 今月の事務
- 4. おしらせ
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